横河電機 モンゴル第4火力発電所 制御システム受注

モンゴル第4火力発電所
モンゴル第4火力発電所
モンゴル第4火力発電所[/caption]横河電機は、モンゴル最大のウランバートル第4火力発電所の効率化事業向けで、タービンの制御システムを21億円で受注した。同発電所は、最大出力70.3万kWの発電能力と毎時1.2万トンの温熱水供給能力を持ち、モンゴル国中央電力系統の電力の70%と首都ウランバートルへの温熱水の65%を供給している。

今回、タービン6基分の老朽化した機械式調速機から電子式への改造、制御システムと計装設備の更新を行う。納入する主な製品は、タービン調速機と給水設備などの付帯設備の監視・制御を行う統合生産制御システム「CENTUM VP」、差圧・圧力伝送器「DPharp EJAシリーズ」などのフィールド機器、液分析計「FLXA21/FLXA202」、調節弁、安全弁など。

同社は、本プロジェクトで既設調査、詳細設計、機器納入、機器据え付け、現場工事、試運転、トレーニングなどの更新工事に関わるすべての作業を行う。

2017年6月から順次稼働する予定。

1997年と03年に同発電所で実施された第1期と第2期のボイラとボイラ計装設備の改修プロジェクトでも同社はボイラ計装設備を受注しており、同発電所のすべてのボイラは、「CENTUMシリーズ」によって監視・制御されている。

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