ワゴジャパンは「スマートグリッド展」に、SIMカード用のスロットを装備し3G携帯電話網を利用してデータ通信を行える「リモートアクセスPLC」を出品する。同社のインテリジェントリモートⅠ/O「750-PFC200シリーズ」の新製品で、同シリーズの豊富なⅠ/Oモジュールと組み合わせが可能。本体のスロットに、SIMカードを装着することで携帯電話網を利用したデータ通信が可能で、気象情報や太陽光・風力発電の電力の遠隔監視などで有線回線の利用が困難な場所での利用に適している。
スマートグリッド用国際標準規格のIEC60870/61850プロトコルに対応したTelecontrolタイプも完備。本体内にWebサーバ機能を内蔵しており、遠隔地からWebブラウザによるグラフィック表示も可能。Ethernetポートの他、RS232C/485シリアルポートも標準装備し、1ユニットに各種機能を統合したオールインワンを実現。200種類以上の入出力モジュールを本体に組み合わせでき、デジタル・アナログデータの取得や制御も可能だ。