新愛知電機製作所が発売中の両電源バイパスSW付き引出HYBRID装置「B-HYBRID」が、データセンタなどで使用されて好評を博している。
データセンタなどでは、負荷機器を停電させないため、2回線の電源を瞬断時間5ミリ秒以下で切り替えるハイブリッド形電源切替装置が使用されている。
同装置の確実な動作を保証するためには、定期的な保守点検が必要となるが、負荷機器を停電させずに行うにはバイパス回路を内蔵したブレーカ盤が別途必要となる。
今回の装置は両電源にバイパススイッチを組み込んだため、保守点検用のブレーカ盤が不要となり、設置スペースを大幅に削減することが可能となった。また、引き出し構造とすることで、点検時の作業効率も向上している。
さらに、制御部、半導体スイッチ部、バイパススイッチ付き開閉器部の3ユニットで構成されているため、各ユニットを自由に配置することができる。
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