SAPジャパンは、2月24日に東京、3月2日に大阪で「デジタルファクトリー実現のための要諦とは? IoT/Industry4.0セミナー」を開催した。東京会場は60人、大阪会場で30人が参加し、同社は「数年前に比べて大盛況だった」とコメントした。
セミナーでは、「今後のIoT/Industry4.0においてどのようなインパクトがあるのか」「製造現場としてどのようにしてデジタル化に対応していけばよいのか」をテーマに、IoTとIndustry4.0の動向を実際の製品と顧客事例、導入の際のポイントとあわせて紹介した。
講演では、SAPジャパンが「IoT/Industry4.0の概要とデジタル化が及ぼす製造現場への影響」を解説。IoT、Industry4.0、第4次産業革命がもたらすデジタル化の波を紹介。続けて同社が「デジタルファクトリーを実現するSAPの製造ソリューションと顧客事例の御紹介」と題し、工場のデジタル化で必須となる「MES」について、同社の製造ソリューションの概要と実際にデジタルファクトリーを実現したユーザー事例を解説した。
さらに、富士通による「富士通が実現する製造現場のデジタル・イノベーション~生産現場へのシステム導入のポイントおよびMES事例ご紹介~」では、富士通のSmart
Factoryに対する取り組みを紹介し、ICTを活用した生産現場の変革事例を説明した。