NECは、IoTやビッグデータの活用基盤を導入する企業向けに、オープンソースソフトウエアを活用した大規模分散処理基盤の構築ノウハウを基に作成したリファレンス情報を提供する。これによりシステム構築作業を最大50%短縮でき、短期導入と安定稼働が可能になる。
IoTの進展にともない、画像やテキストなどの非構造化データを含めたビッグデータが蓄積されるなか、システムの柔軟な拡張ができるオープンソースソフトウエアを活用したスケールアウト型の大規模分散処理基盤が注目されている。
一方、Hadoopなど最新技術の適用には、用途に応じた適切な構成設計などが必要となり、導入には時間がかかっていた。
同社は今回、協業でのノウハウに加えて、ビッグデータの分析に必要なソフトウエア、サービスを有するパートナー企業との共同検証を基に作成したリファレンス情報を提供することで、この課題を解決する。