UL Japan(東京都千代田区、山上英彦社長)は2月24日、2016年の事業戦略を発表した。16年は、15年を牽引した自動車とエネルギー、医療機器、環境・材料科学、情報セキュリティ分野を戦略領域とし、グローバルに向けたソリューションを提供していく。
15年は欧州自動車メーカー向けのEMC事業や、材料分野のGoogleとも言われる材料関連のグローバルデータベースの本格提供などで順調に推移。16年は、これを継続して行っていく。
また20年の東京オリンピックに向けて開発・整備されている技術領域や、世界規模で複雑化している規制やサプライチェーン管理に対するソリューションを展開していく。
またIoTの進展に合わせて情報やデータ、機器の接続性に関する安全性・信頼性向上のためのサイバーセキュリティなどに力を入れていく。