ジックが初めて開発した3Dビジョンセンサ「TriSpector 1000」は、構成が簡単なため、検査業務をスタンドアロンで実行することができ、プログラミングも一切不要。検査対象物の計数と位置を特定し、それらの体積と厚さを計測するだけで使え、2次元ビジョンセンサの概念で3次元に移行できる。
例えば、生産ライン上を移動している対象物の3次元画像を直接作成する場合、光切断法を用いて高さのプロファイルを取り込み、対象物の3次元画像を生成できる。制御システムからは、シンプルなデジタル出力、またはイーサネット経由でこれらの解析結果にアクセス可能。
また、対象物のサイズに応じて、3種類のアプリケーションを使える。
さらに、IP67の金属筐体とプラスチックウインドーの保護構造は、堅牢となっている。
食品業界の容量測定や、内容物、外観、空箱などの品質検査に最適で、ラベルの有無や印刷パターン、対象物の回転などを確認できる。