デジタル(大阪市中央区、ジャンフランソワ・マッソー代表取締役)は、小型プログラマブル表示器「GP4100シリーズ」にカラーモデルを追加し、3月14日に発売した。従来のモノクロタイプに加え、高機能、高解像度のカラーモデルをラインアップに追加し、さらなる市場開拓を目指す。
新製品は、大型装置ですでに主流であるイーサネットによるネットワーク接続を4.3型の小型タイプで実現。小型装置での表示器設置スペース確保や、導入コストの問題でIoT導入の足踏みをしていた製造現場でも、小型の同製品を導入することで、容易に見える化を推進し、情報収集と活用が可能になる。
市販のUSB機器にも接続可能なUSB
TypeAを標準搭載、バーコードリーダーやUSBメモリーなどの周辺機器とも接続が可能、各機器のデータをネットワーク経由で上位パソコンに収集できる。小型表示器に多い画面容量不足や、画面の見づらさによる操作ミスなどの問題も、従来比2倍の表示エリアと、8倍の解像度を備えたカラーモデルで解消。同社はさまざまな機器との接続性で、生産現場のIoT導入に貢献するとしている。標準価格はイーサネット接続タイプが4万4000円~、シリアル接続タイプが3万7000円~。