ワゴジャパンは、CC-Link用リモートIO「PM-CCLシリーズ」を3月中旬から発売開始した。スプリング式端子台のパイオニアである同社のノウハウを生かし、配線作業のしやすさが特徴。フィールドバスラインと入出力部分が上下に分かれたレイアウトとなっており、実際に盤内に実装した時に電線が交錯せずスッキリと配線でき、メンテナンス性にも優れる。
CC-Linkケーブル接続部は、振動に強くゆるまない同社のCAGE CLAMP Sスプリングを採用したコネクタを搭載。コネクタにCC-Linkケーブル2本を渡り配線でき、結線作業も簡単。コネクタ内部で中継されるため、リモートⅠ/Oから取り外した時でもフィールドバス接続は切断されない。
センサなどの入出力機器接続部にも同じ端子台を採用しており、色分け表示と操作ボタン付きとなっており結線作業がわかりやすくミスも防止できる。どちらもより線を圧着端子加工せずダイレクト結線でき、フェルール圧着した電線であれば差し込むだけのプッシュイン接続が可能。入力ユニットは2線式3線式センサに対応し、電源渡りは回路内で配線済みのため、外部の電源渡り用端子台が不要。本体は横幅92ミリで一般的なネジ式リモートI/Oと比べ大幅な省スペースが可能。