オムロンは、オムロンアデプトテクノロジーズ社の産業用ロボット3カテゴリー49モデルを世界39カ国150拠点で一斉に発売を開始した。これに合わせ同社は、ロボットと視覚センサ、マシンオートメーションコントローラ「形NX/NJシリーズ」など、多様な制御機器とのシームレスな接続環境に技術サポートやメンテナンスサービスを加えたソリューションを提供していく。
今回発売するのは、スカラロボット「Cobra」、パラレルロボット「Quattro/Hornet」、垂直多関節ロボット「Viper」。高速パフォーマンスと信頼性を両立し、共通の統合開発言語により制御でき、用途に合わせた柔軟な使い分けやプログラムの高い再利用性を実現している。
これらはすべてEthernet/IPなどでマシンオートメーションコントローラ「形NX/NJシリーズ」と簡単に接続できるうえ、ロボット制御用のファンクションブロックも用意。機械制御とロボット制御の連動による生産工程全体の処理能力の向上と工程の見える化を可能にする。
また設計・開発を容易にする統合ソフトウェア環境を用意。「Automation Control Environment」でロボットと視覚センサなどを利用したアプリケーション構築に必要な機能を統合し設計・管理できる。