フエニックス・コンタクト 低背型プリント基板用端子台を販売開始 高さ8ミリ、操作性向上

フエニックス・コンタクト(横浜市港北区、青木良行代表取締役)は、低背型プリント基板用端子台「SPTAF 1シリーズ」の販売を開始した。

新製品は、プッシュイン機能付きスプリング接続式端子台で、高さわずか8ミリの低背型端子台で、プリン基板上への実装に最適。

電線開放ボタンは、(1)ボタンが飛び出していないフラットタイプ(2)指やプラスドライバなどでの操作可能な凸ボタン(3)工具不要な保持機構付きボタンの3種類から選択可能となっている。

また、保持機能ボタンで片手での簡単配線作業や、一度に配線・除去などもできるほか、ボタン横のスリットでフラットタイプでも一般のマイナスドライバで操作可能になっている。

さらに、45度の電線挿入方向から、配線の作業性を損ねない密着実装も可能となっており、専有面積を最小化できる。

そのほか、極ごとの色変えが対応可能なため、誤配線防止にも貢献する。

主な仕様は次の通り。
▽定格=300V8A
▽適用電線=単線0.2平方ミリ~1平方ミリ(φ0.5~1.2ミリ)、撚線0.2平方ミリ~1.25平方ミリ、棒端子付き撚線0.2平方ミリ~0.75平方ミリ(プラスチックスリーブなし)
▽ピッチ=3.5ミリ、または5ミリ
▽極数=2-16極。

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