相原電機は、第42回ジャンボびっくり見本市に出展、従来品と比べ最大33%の小型・軽量化を実現したトランス「ECL」シリーズを中心に同社製品を紹介する。
「ECL」シリーズは、単相複巻トランスで、ユーザーに評価が高いロングセラー「YSシリーズ」のモデルチェンジ版。E(Easy:平易)C(Compact:小型)L(Light:軽い)をコンセプトにし、容積比・重量比ともに大幅削減を実現している。
このため制御盤や配電盤の小型化・軽量化ニーズに応えることができる。さらに1次側電圧210V、二次側電圧105Vの調整タップも追加し、使い勝手を向上させている。
また、配線作業のしやすさにもこだわり、電圧記名表示の明確化を図り、見やすさも追求。取り付け穴をダルマ穴(300VA~1kVA)加工にしたため、作業性が向上している。ドライバーでの取り付け作業時も容易で確実な固定ができる。取り付け寸法も従来品に合わせた設計がされているので、既存の設計図面を大幅に変えることや、取り付け方法を変更せずに簡単に置き換えが可能。
静電シールド(E)、接地端子(FG)も装備しており、RoHS指令対応のため、輸出の場合も安心して採用できる。適用規格はJEM1333-1976/1310 JEC2200。