構造計画研究所は第1回名古屋設計・製造ソリューション展(DMS名古屋・小間19-24)に出展し、「シミュレーションに基づく設計」「ものづくり情報の一気通貫」「工場の見える化」の3テーマで展示を行う。
特に粒子法流体解析ソフトウエア「Particleworks」は自動車、輸送機器メーカー、洗浄装置メーカー、化学・材料メーカーなどで多数実績があり会場でも注目を集めそうだ。同製品を導入することで、機械設計エンジニアにとっては、試作回数や設計変更による手戻りが大幅に削減できるため、開発期間の短縮と開発コストの低減が実現できる。また、生産技術エンジニアも、設備導入後の最適運転条件の洗い出しや、設備トラブル時の解決策立案に活用することで、設備能力の最大化、ダウンタイムの短縮、トラブルの予防などで活用ができる。
具体的な適用例も多数あり、「車体の冠水・浸水シミュレーション」の例では、冠水道路走行時の車体への水圧や内部への浸水を把握することで、内部への浸水経路の発見に役立てられている。シミュレーションし、結果に基づき設計することで、今まで見えなかった部分を見える化し、設計を最適化できる。開発期間短縮と機能向上、品質向上を実現しながら、情報を一気通貫することで、上流から下流までを管理できるため、ものづくり力強化に威力を発揮する。