機械安全ソサエティ(JASMAS、会長=中村英夫日本大学教授)は、昨年12月にNPO法人として認可されたことから、2016年の新年度からはさらに活動を強化する。
JASMASは、機械安全の実現を目指して、ユーザを中心に、大学、公的機関、認証機関、コンサルタント、メーカーなどと協業し、労働災害の撲滅に貢献することを主な目的として、10年1月に発足した。
これまで、目的達成に向け、ユーザ、メーカーへの安全システム導入サポートや、安全にかかわる技術者間のネットワーク構築などに取り組んでいる。
隔月開催の定例会では、安全規格の国内外の動向報告や国内外の展示会での情報収集、および提言、ユーザやメーカーなどを集めてのセミナーの開催などを行っている。また、実践的な安全技術者講習会も開催しており、講座を修了すると「JASMAS安全技術者認定」を受けることが可能。
JASMASでは、会員の募集も行っている。参加希望者は、JASMAS事務局(UL Japan セミナーAS課内、TEL03-5293-6620、E-mail:info@jasmas.org)まで。