河村電器産業(愛知県瀬戸市、水野一隆取締役社長)は、インターネットを利用してさまざまな現場環境を、10台までのパソコンを接続してリモート監視できる「ネットワーク環境監視装置」を発売した。
これは、離れた場所から温度、湿度、電流、電圧などの計測情報の収集や監視、制御が行える。HTTPサーバー機能でWebブラウザに対応、SNMPにも対応している。異常発生時にメールを送信できる。
また、総合監視ソフトを使用することにより、監視装置1000台までの制御が可能。
データセンターにある複数のサーバーラック監視に適した「RP482シリーズ」は、温度監視が最大50点、デジタル入出力が最大16点。
オフィスの各フロアにある単体のネットワークラック監視に適した「RP483シリーズ」は、温度監視最大3点、デジタル入出力最大4点。
サーバーラック内の多回路電流を監視、監視コストを大幅に削減できる「RP484シリーズ」は、電流監視最大64点。パソコンを10台接続するには、総合監視ソフト、総合監視ソフトⅡ、総合監視ソフトⅢなどのVer.6.00以降が必要となる。