沖センサデバイス(甲府市、牛田祐生代表取締役社長)は4日、本社を東京都立川市から山梨県甲府市に移転し、開所式を行った。
同社は、リードスイッチで世界シェア約40%を獲得しているトップ企業。年間4億5000万個の生産能力を持つ。今回、本社機能と設計、生産部門を甲府に集約することで部門間の連携強化、事業強化を図る。
牛田社長は開所式で「甲府市はリニアの駅ができるなど、これから発展に期待している。その勢いに乗り、当社も未来の発展に貢献したい」と話した。さらに今後について、水銀スイッチの置き換えやエネルギー関係等に力を入れ、大容量系を広げていきたいとしている。