アイビーシー(東京都中央区、加藤裕之社長)とアットマークテクノ(札幌市中央区、實吉智裕代表取締役)は、IoTを活用した製造ラインの統合管理ソリューションで協業する。
IBCのネットワークインフラの性能監視ツール「System Answerシリーズ」は、マルチベンダー環境で構成されたネットワークとインフラの統合的な性能管理を実現し、インフラの可用性向上に寄与してきた。今回の連携により同製品の適用範囲を、アットマークテクノのIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」で収集したセンサデバイス情報にまで拡大することで、ファクトリーオートメーションや産業機械の状態監視および性能監視を統合的に行うことが可能となる。
製造ラインの可用性向上に加え、障害が発生した際の原因究明の迅速化とダウンタイムの短縮を実現可能。また、製造ライン全体の性能監視を行うことで、各機器の異常状態を把握できる。故障の予兆を検知して事前に対策を打つことで、製造ライン全体の予防保全にも貢献する。第1弾として、製造業向けソリューションの提供を予定し、今後3年間で150システムの導入を目指す。