IoTの利活用を進める、民間主導の新たな組織「IoT推進コンソーシアム」(村井純会長)は、IoT推進ラボ(先進的モデル事業推進ワーキンググループ)の活動として、第2回先進的IoTプロジェクト選考会議の公募要領を公表した。同事業には総務省、経済産業省なども協力をしている。
選考会議の目的は先進的プロジェクトを発掘し事業化を支援すること。政府系機関、民間金融機関、ベンチャーキャピタルなど官民が一体となって「資金支援」「メンターによる伴走支援」「規制改革・標準化等に関する支援」を実施する。成長性、先導性、波及性、社会性などの観点から先進的プロジェクトを選考、7月末に選考・表彰が行われる。公募は31日まで。追加様式を提出し、採用されるとNEDO、IPAなどの補助金支援も受けられる予定。第1回の公募では、総申請数252件の中から1次審査(書面)で28件を選定、2次審査(プレゼン)で16件のファイナリストを選出、さらにグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞が表彰され、NEDO/IPAの補助金支援を希望した4社すべてが採択決定済み。詳細は経済産業省HPにて。