東京都電機卸商業協同組合(TEP、堀内覚理事長)は、労務委員会(中村孝夫委員長)と流通近代化委員会(川鍋季明委員長)の主催で、労務関連セミナーの第2弾を全国家電会館で4月21日開催、約45人が参加した。今回は「会社を守る中小企業向け就業規則作成実務」をテーマに、多田国際社会保険労務士事務所の千明照奈氏などが説明した。
昨今、心の病であるメンタルヘルスの増加や、セクハラ・パワハラ・マタハラ問題など、会社の仕事上のトラブルも増えている。中小企業では就業規則が未整備なところも多く、こうした問題への対応が遅れている。セミナーでは具体的な例を挙げながら、ストレスチェックの方法や、各種のケースを想定し、対応できる就業規則の作り方などについて、細かくアドバイスした。
文章を読んだだけではなかなか分かりづらい内容を口頭で解説することで、理解が深まるとして、参加者から好評を得ていた。