ヤマハ発動機は、世界最速120万CPHの生産性を実現した表面実装機「Z:TA-R(ジータアール)YSM40R」を発売した。
同製品は、“革新的な生産性”をコンセプトに開発した超高速モジュラーマウンター。新開発の超高速RSヘッドは、ロータリーヘッドでありながら同時吸着が可能。新型高速アルゴリズムを採用し、制御を高速化したサーボモーターやZSフィーダーなどの相乗効果により、世界最速となる20万CPHの搭載速度を実現。圧倒的な面積生産性とライン長生産性となっている。
さらに、リアルタイムに吸着直後・装着直前・装着直後の部品保持状態をチェックする高速サイドビューカメラや、新型の高剛性ベースフレーム、軽量Xビームを採用し、搭載精度と実装信頼性を向上。0201サイズの極小チップ部品実装にも対応している。
さらに、生産を中断することなくノズルの自己診断・自己復旧を行う新機能「ノズルヘルスケア」や、標準搭載の「e-Vision」などで、自動部品データ生成機能の精度を高めて吸着エラーや認識エラーの発生を予防し、マシン停止ロスを大幅に削減し、実稼働率を向上させている。