マスプロ電工はアンテナ技術を活用したRFID関連製品のラインアップを強化、工場、倉庫、物流施設などを中心に導入が進み、注目を集めている。
RFIDはトレーサビリティ管理が重視される食品・薬品業界はもちろん、作業者に負荷をかけずに部品や製品のロケーション管理ができるため、IoT導入を検討する際に欠かせない技術で、特に安定した通信の根幹になるアンテナは重要。
例えば同社の「薄型、軽量設計」が特長のRFIDシートアンテナはアンテナ部の厚さが1.8ミリと非常に薄く、軽いため、既存設備に追加でRFIDシステムを導入する場合も、設置スペースを選ばない。棚などに敷くのに適しており、部品棚、仕掛品棚、完成品置き場など今までの環境に追加で設置してもアンテナの存在を感じさせない。
また、RFID平面アンテナは「高利得、優れたVSWR・低軸比」など世界最高スペックを実現(同社調べ)。広帯域仕様のため、日本以外の国(ヨーロッパを除く)でも対応できる。
RFIDリーダライタや、温度・湿度・気圧・加速度センサーを搭載したタグ、表示機能として電子ペーパーを搭載したタグなども提供し、タグ、アンテナ、リードライタと、RFIDシステムをトータルで提供し、RFIDを活用したシステムの効率化に寄与する。