本多通信工業 16年3月期決算 車載と情報が伸長 海外販売比率も上昇

本多通信工業の2016年3月期連結決算は、売上高171億1900万円で前期比2.9%増、営業利益13億100万円で同8.0%減、経常利益12億3700万円で同21.0%減、当期純利益13億6400万円(同5.3%減)となった。

売り上げは、車載(30%増)と情報システム(14%増)が伸長したのに対し、FA(14%減)と通信(24%減)が減少した。車載は車載カメラ向けが大きく伸び、情報もクラウド、IoTで続伸した。さらに、海外販売比率が6上昇の45%と、初めて40%を超えた。

17年3月期は、売上高175億円(2.2%増)、営業利益13億円(横ばい)、経常利益13億円(5.0%増)、当期純利益11億5000万円(15.7%減)を予想している。

2020年度までの中期経営計画「GC20」の2年目として、点から面へ商品とサービスでセグメント領域の拡大を目指して、特徴ある価値を生み出しながら持続的成長に取り組む。

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