アズビルの2016年3月期連結決算は、売上高2569億円で前年同期比1.0%増、営業利益171億円で同11.7%増、経常利益166億円で同3.0%減、当期純利益83億円で同15.3%増となった。
セグメント別売り上げは、アドバンスオートメーション(AA)が935億円で同0.2%減、ビルディングオートメーション(BA)が1188億円で同3.9%増、ライフオートメーション(LA)が456億円で同3.6%減、その他が6600万円(前期と同額)。
AAの売り上げは、海外が微減となったが、国内が成長領域拡大に向けた取り組みで前年度並みを確保した。利益は新基幹情報システムの稼働に伴う費用増加があったものの、付加価値の高いソリューションの提供などで前年度並みの50億円を確保した。
17年3月期は、売上高2600億円(同1.2%増)、営業利益190億円(同10.9%増)、経常利益185億円(同11.3%増)、当期純利益115億円(同39.1%増)を見込んでいる。
このうち、AAは売上高940億円(同0.5%増)、営業利益43億円(同14.5%減)を予想している。