因幡電機産業の2016年3月期決算は、連結売上高2500億6400万円(前年同期比4.4%増)、連結営業利益129億4400万円(同1.9%減)、連結経常利益129億5700万円(同6.1%減)、当期純利益79億900万円(同9.5%減)となった。
連結子会社であるパトライトは増収。産業機器事業は制御機器の販売増加と、システム提案推進が功を奏し、アセンブリ商品の販売が伸び、連結売上高273億7000万円(同8.0%増)となった。
17年度業績予想は、首都圏における再開発など堅調な建設需要を背景に底堅く推移すると見ており、連結売上高2550億円、連結営業利益130億円、連結経常利益130億円、当期純利益81億円と増収増益を予想している。