CKDの2016年3月期連結決算は、売上高881億1700万円(前年同期比5.7%増)、営業利益81億700万円(同3.1%減)、経常利益80億9400万円(同7.3%減)、純利益54億5900万円(同9.2%減)。
部門別では、自動機械部門が薬品自動包装システム、食品包装機、3次元はんだ印刷検査機などの売り上げが増加したが、リチウムイオン電池製造システムが環境対応車向けで減少し、売上高169億5400万円(同6.5%増)。機器部門は、国内市場で、海外半導体デバイスメーカーの新工場建設により、半導体製造装置への売り上げが増加、環境対応や安全機能が進化している自動車向けと、中国で新工場建設が続くフラットパネルディスプレー製造装置向け売り上げも増加したことから、同711億6300万円(同5.5%増)。
17年3月期は、景気の停滞が続くと見られ、為替変動が及ぼす影響もあり、売上高870億円(同1.3%減)、営業利益72億円(同11.2%減)、経常利益72億円(同11.1%減)、純利益48億円(同12.1%減)と減収減益の予想。