電子回路を取り巻くあらゆる最先端技術情報を発信する「電子機器トータルソリューション展」(主催=日本電子回路工業会)が、6月1日(水)~3日(金)の3日間、東京ビッグサイト(東展示ホール)で開催される。昨年に引き続き「のせる つなぐ つくる そして、ひろげる」をテーマに、プリント配線板ならびに実装技術を主体としながら国内外の幅広い業種の展示が行われ、国内外から多くの来場が見込まれている。
同展示会の目的は、あらゆる電子・情報通信・制御機器に使用される電子回路・実装技術や、将来にわたり広く使用・普及されるラージエレクトロニクス(プリンテッドエレクトロニクス、ストレッチャブルエレクトロニクスなど)の設計から製造、信頼性確保、流通に至る製品展示により技術情報の提供・提案をはかり、併せて電子回路業界および関連業界全体の発展に寄与すること。1971年から開催されており、歴史もさることながら、電子回路産業においては、世界唯一にして、最大規模の展示会でもある。
展示会は「JPCA Show」「ラージエレクトロニクスショー」「WIRE Japan Show」「マイクロエレクトロニクスショー」「JISSO PROTEC」の大きく五つが、一堂に集まった複合展示会として開催される。基調講演やテクニカルセミナー、出展者セミナー、オープンセミナーなども多数開催。来場者も情報収集と講演者との交流ができる。