鉛フリーはんだのリーディングカンパニー、日本スペリア社は、6月1日~3日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「JISSO PROTEC2016」(東4ホール、4F-04)に出展、新製品「ボビンレスはんだ」などを展示する。
ボビンレスはんだは、その名の通り、ボビンをなくしたやに入りはんだで、廃棄するボビンがなくなるため、環境にやさしい。例えばやに入りはんだを毎月100キログラム使用した場合、ボビンの廃棄量を月間10キログラム、年間で120キログラムも削減できる。廃棄物の処理費用もかからないため、経済性も高い。
取り付けや使用も簡単。専用治具に装着して包装に使われているシュリンクをはがすだけでスピーディーに使うことができる。線径のラインアップも豊富で、φ0.3~1.6までをそろえ、幅広い用途に対応している。
ボビンレスはんだはそのままの状態でも利用できるが、リール台や自動はんだ付けロボットに装着して使用する現場に向けた「専用治具」も用意。取り付けも簡単で、もちろん何度でも再利用が可能。採用した顧客は「ボビンが残らない快適さ」を実感し、継続して採用するケースが多いという。