内外電機はJECA FAIR2016に出展、ラインアップ豊富な標準分電盤「TOP盤」や、信頼と実績のイージーオーダー「EOシリーズ」を中心に、顧客ニーズにあわせた製品を展示する(小間No.5-12)。特に「キュービクル更新」に関連する展示は注目を集めそうだ。
古くなった高圧受電設備を現在の基準にあった最新のものに更新することで、省エネ効果と耐震性能向上による「安心」「安全」が得られる。例えば同社のキュービクルでは「配電用変圧器の変位量抑制指針」に定められた変圧器の振れ幅を吸収する十分な余長や、振れを抑制する構造を設けることで、電線の破断や端子部の変形のリスクを軽減している。さらに、筐体と変圧器との相対変位量抑制にアングル方式を採用し、耐震性能向上を図っている。もちろん搭載部品も最新の機器を採用することで、省エネ化も図っている。
さらに同社は配電盤の一括更新だけではなく、部分的に更新することも含めて提案。実際に使用するユーザーが喜ぶ商品を展開し、新設・改修・更新のあらゆるシーンでの現場に密着したソリューションを目指している。
他にも、マイコン、パソコン、PLCを効果的に使用し、タッチパネルを採用した監視制御装置、太陽光発電関連製品、電気自動車用充電器なども注目を集めそうだ。