チノーは、計器室および計装盤の指示計に適した「デジタル指示警報計 DI5000」を5月30日より出荷開始した。
「デジタル指示警報計DI5000」は、表示に見やすい5桁11セグメント表示を採用。入力はマルチレンジ入力に対応(熱電対:18種類、測温抵抗体:6種類、電圧:4種類、電流:1種類)しているため、多くのセンサや機器とそのまま接続が可能。さらに、各種入力演算機能(入力調整、MAX値/MIN値ホールド、開平演算)を搭載しているため、温度や流量などの値が安定しない状態でも現場で簡単に確認ができる。
各種警報機能(警報待機、警報保持、ディレイタイマ)も搭載しているため、警報計としても使用可能。伝送信号出力(4~20mA、0~1V、0~10V)とDC24Vのセンサ電源出力も搭載。伝送器としても使うことができる。パラメータの設定・データ集録・データ解析もMODBUS通信により実現している。価格は3万8000円、年間売り上げ目標は1500万円。