アズビルは、デジタル調節計の新製品としてグラフィカル調節計「形C7G」を4月1日から発売した。
C7Gは、最大4ループのPID制御機能を実装しており、上位システムとの連携したIoTへの対応、イーサネット通信、高速データロギングやデータ加工機能を搭載しており、スマート工場化に向けて製造装置プロセスデータを確実に記録し、効率よく提供することが可能。
また、表示部にQVGA(画素数320×240ピクセル)液晶を採用し、表示情報量を飛躍的に拡大するとともに、操作部にタッチパネルを採用し、直観的な操作ができる。
しかも、操作、表示部を本体部から分離できることから、取り付けの自由度も大きく向上する。さらに、生産性、歩留まりを向上させる上で重要な装置の故障を未然に防止して予防保全が容易に実現できる同社独自のヘルスインデックス機能を搭載している。この機能は調節計本来の制御演算機能が扱う制御出力などを利用し、モデルレファレンスにより、制御ループの健全性を数値化し診断する。