IDECは「安全モデルパッケージ」を通じ、安全柵なしで人と作業ができる協調ロボットの安全確保を支援している。
同社は豊富な安全機器のラインアップを有し、さらに安全システム構築に関する資格「セーフティアセッサ/セーフティベーシックアセッサ」を持った社員が多数在籍している。そのリソースを活用し、安全システム構築をサポート。協働ロボットからハイパワーロボットまでを広くカバーし、安全システムの構築をソフト面(ノウハウ)、ハード面(安全機器・システム)から支援、安全を担保しながら生産性向上をサポートする。
「安全ノウハウ講習」「リスクアセスメント指導」「レーザスキャナほか周辺安全機器」「安全制御盤・制御盤設計・安全回路設計」などを顧客の要望に応じて組み合わせて提供するため、導入企業自身にもノウハウが蓄積される。
さらに4月にはセーフティレーザスキャナ「SE2L形」を新発売。同製品は2段階の防護領域を設定し、機械を停止させる前に減速を開始する領域を設定することが可能。検出距離5メートル、検出角度270度などハイスペックな性能も有しており、同社のセーフティコントローラや強制ガイド式リレー、安全スイッチ、非常用押しボタンスイッチなどを用いたシステム構成で生産現場の安全対策を行うことができる。