安川電機は、ACサーボドライブ「∑-7(シグマ・セブン)シリーズ」のダイレクトドライブ(DD)モータに、φ100ミリの小型タイプ「SGM7Fモデル」を追加し、8月から販売開始する。
SGM7Fモデルは、従来のダイレクトドライブモータのSGMCVモデル(Σ-Ⅴシリーズ)、SGMCS中容量モデル(Σ-Ⅲシリーズ)を、Σ-7シリーズとして全面リニューアルしたもの。
鉄芯にコイルを巻いたスロットワインディング構造の採用で小型化するとともに、Σ-7シリーズの特長である業界最高レベルの24ビットシリアルエンコーダを搭載することで、さらなる高精度化を実現している。
また要望の多かった外径φ100ミリタイプが加わったことで、さまざまな装置の小型化・高精度化のニーズに対応できる。さらに、軸振れ・軸振れの面機械精度にも標準的に対応している。
モータ外径は、φ100ミリ~φ360ミリまで、6タイプをそろえている。
主な用途は、半導体製造装置、ラベル印刷機、メディアタッチパネル製造装置、電子部品実装装置、液晶製造装置、太陽電池製造装置などの位置決めやトルク制御など。
2016年度1000台の販売を計画している。