キヤノンマーケティングジャパンは、米国3DSYSTEMS社製のマルチジェット3Dプリンター「ProJet MJP 2500シリーズ」を6月から販売開始した。
「ProJet MJP2500シリーズ」はマルチジェットシリーズのエントリーモデルで、オフィス環境向け3Dプリンター。シンプルな操作でクリーンな後処理が可能。サポート材を手作業でなく、スチームと植物オイル二つのウォーマー装置を使用することで、サポート材を溶かして除去する。環境にやさしい専用ワックスサポート材「VIsIJet M2 SUPサポートマテリアル」は廃棄物も少なく後処理が簡単で、複雑な形状の再現や精密で繊細な造形パーツの損傷リスクを減少し、設計者・開発者は、多くの検証をスムーズに実施でき、開発期間の短縮や開発コストの削減を実現し良い製品を迅速に開発することが可能となる。
上位モデルの「ProJet MJP2500Plus」は、マルチジェットシリーズの最上位機種「ProJet MJP5500X」で対応した、ゴムのように伸縮性の高い「新エラストマー材料」や透明なクリア材料が使用でき、組付試作や流体検証、真空注型マスターなど幅広い用途に活用することができる。