日東工業とぷらっとホームは、屋外でのIoTシステムの構築に最適な屋外ボックスソリューション「屋外IoT・監視システムボックス」を共同発表した。
同ソリューションは、都市や道路、公共空間や屋外施設などさまざまな屋外環境でIoT環境を構築できるもので、日東工業のボックス・電源・熱対策のソリューションと、ぷらっとホームのゲートウェイ・システム構築のソリューションを組み合わせて実現した。
屋外IoT・監視システムボックスは、屋外アクセスポイントや監視カメラ収納などに多くの実績を持つ高性能タイプの屋外プラボックスを使用。電波透過性にすぐれた高強度・難燃性樹脂を採用し、高い防水・防じん性と内部機器熱対策を両立。ファン付タイプでIP55対応となり、施錠も可能。内部の高性能・汎用IoTゲートウェイはぷらっとホーム製で、大手通信事業者や各種IoTクラウドシステムに採用されている「OpenBlocks IoT」となる。センサーやデバイスをIoTシステムと接続する装置で、見守りやビーコンデータ取得に対応した各種ローカル無線通信機能やカメラやセンサーも対応できる拡張性を備えている。
活用例は、Bluetooth Low-Energyビーコンを活用した位置管理ソリューションで街の見守りなどを想定。子供や高齢者などの見守り対象者がビーコンを身に付け、その電波を電柱などに設置されたビーコン受信機がキャッチ。見守り対象者がどの時間にどの場所付近にいたかを特定できる。