パンドウイットコーポレーション日本支社(東京都港区、須崎弘明支社長)は、ワイヤハーネス製造の生産性を飛躍的に向上する「PAT4.0全自動結束工具」の販売を開始した。
同製品は、結束バンドの供給・締め付け・切断の一連の作業がスピーディーに行える装置で、1分あたり最高84本の結束が可能で、従来の手動式結束工具と比較して結束作業時間を6分の1に短縮できる。人間工学に基づく軽量ヘッドの採用で、作業者の手首や指への負担が少なく、反復動作による腱鞘炎のリスクを軽減している。
束線径21ミリと33ミリに対応し、1リールあたり5000本の結束バンドを実装できることで、ダウンタイムの短縮を図れる。しかも、直感的に操作できるLCDタッチスクリーンで初心者でも短時間で習得が可能。
さらに、産業イーサネットに接続できることから、システム稼働状況のモニターや、メンテナンス情報の取得などによる生産性向上につながる。