リコー 焦点距離16ミリの広角FAレンズを新発売

リコーインダストリアルソリューションズ(横浜市港北区、中田克典社長執行役員)は、画面サイズ1型9メガピクセルまで対応の画像処理用手動絞りレンズ「RICOH FLシリーズ」4機種(焦点距離25ミリ、35ミリ、50ミリ、75ミリ)に加え、新たに焦点距離16ミリのレンズを発売した。

新機種は、高解像度と高コントラストを実現した広角レンズ設計。中心から周辺部まで135lp/ミリの高分解能で、周辺部まで解像力の低下が少なく、高コントラストで鮮明な画像が取得可能。レンズから80ミリの至近距離でも使え、接写リングを使った場合に比べて、近接撮影の画質面で優位性がある。さらに、外径Φ42ミリの小型設計により、装置への組み込みの自由度も向上している。

プリント基板やシート材(金属、紙、フィルム)の外観検査、印刷物の印字チェック、食品や薬品の形状・色・表面の異物検査など、一度に多くの対象物を検査する場合や広い範囲の対象物を詳細に検査する用途に適している。

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