制御システムセキュリティ対策の人材教育ツールを提供しているICS研究所(東京都調布市、村上正志代表取締役社長)は、「eICS」スタートキャンペーンを開始する。価格は1年間受講契約で1人10万円。申込期間は2016年7月1日~9月30日まで。
e-LearnIng教育ビデオ講座である「eICS」の特徴は、資料を読んで文字だけで学ぶのではなく、耳からも眼からも習得できることで記憶に残りやすいという特徴があり、現在151講座がある。
職種によってカテゴリが分けられており、各受講者のミッションに合ったプログラムを自らの考えで受講できるようになっている。一つの講座が15分前後にまとまっているので、テーマに合ったビデオ講座を見た後に、効率よい議論をするグループミーティングでも活用できる。また、取りかかる仕事に必要な講座を見ることで、必要な情報を効率よく整理してから始められることから仕事の効率が上がるなどの実践的メリットも大きい。
eICSの講座カリキュラムは、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンターNISCの重要インフラを対象にした第3次行動計画や安全基準等、経済産業省の「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」などにのっとり、実践的な現場の制御システムセキュリティ対策技術とマネジメントを考慮したコンテンツになっている。