NEDOは、次世代の人工知能・ロボットに必要な、今まで実現されていない革新的な要素技術をターゲットとしたロボットハンドや味覚センサーなど13テーマの研究開発を新たに開始する。これにより人工知能・ロボットが導入されていない未開拓分野における新需要創出や日本が抱える社会課題解決に貢献する技術の創出を目指す。
「次世代人工知能技術分野」では、研究開発責任者を原則45歳未満の若手研究者とする大学・研究機関等および中小・ベンチャー企業を対象とし、次世代の人工知能技術の実用化を目指して取り組む2テーマを採択。これらのテーマは、お台場の産業技術総合研究所人工知能研究センターに参画し、研究開発を実施する予定。
「革新的ロボット要素技術分野」では、少子高齢化に伴う労働力不足等の社会課題の解決に資するべく、スーパーセンシング、スマートアクチュエーション等に関する6課題をNEDOが設定した上で、ロボットハンドや味覚センサーの研究開発など11テーマを採択した。