経済産業省は7日、日本型イノベーション・エコシステムを構築するための全国支援ネットワーク会議を開催。内閣官房や文部科学省と連携し、地域経済を牽引する各地域の中核企業による先導的な200のプロジェクト(PJ)を支援することを決定した。
同省は、この取組の核となる推進組織として、様々な分野において世界で活躍する日本のトップランナー25名を、「グローバル・コーディネーター」として組織し、「グローバル・コーディネーター」と常設の事務局からなる「グローバル・ネットワーク協議会」を6月9日に設立。今回の会議では、グローバル・ネットワーク協議会の機能、役割、今後の進め方に関する説明や、グローバル・コーディネーターによる講演、それぞれの地域や分野を越えた交流を行った。
今後、グローバル市場も視野に入れた事業化戦略の立案や販路開拓等に対する本格的な支援を行っていく。