日本配電制御システム工業会(JSIA、丹羽一郎会長)は第34回定時総会を、ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで6月23日開催した。
総会は、丹羽会長を議長にして、2015(平成27)年度事業報告、および決算報告、16(28)年度事業計画、および予算報告を審議し、承認した。
16年度は、産業ソーラのメンテナンス支援の事業化に向けて必要な研修のあっせんや情報に継続して取り組み、メンテナンスの作業教育の2回目を実施する。また、JSIA優良工場認定制度を、17年度から盤類の機種別規格適合制度に重点を置いた内容に移行していくための準備を進めていく。さらに、JSIAの知名度向上、組織や事業の見直しなど、活力ある工業会にするために今年2月に立ち上げた「組織研究会」(国分直人委員長)で1年間かけて検討する。同研究会では、会員企業の発展に従来以上に寄与する組織にするための見直しを行い、指針をまとめる。
なお役員の改選も行い、2期4年務めた丹羽会長の後任に、宇賀神清孝氏(宇賀神電機)を選出した。また、新任副会長に西谷賢氏(かわでん)と川口久美雄氏(因幡電機製作所)を選出した。