沖電線(川崎市、来住晶介代表取締役社長)は、画像検査装置など、マシンビジョンシステムに使用される次世代インターフェースCoaXPress規格に対応した最大25Gbpsの高速伝送を可能とする「CoaXPressケーブル」を開発、販売を開始した。
同製品はCoaXPress規格の今後の普及を見据え、新たなマシンビジョン用インターフェースケーブルとして「CoaXPressケーブル」規格に対応、多様なユーザーニーズに対応する商品ラインアップとして、伝送性能に優れる「標準タイプ」と狭スペースでの配線に適した「細径タイプ」をベースに、それぞれコストパフォーマンスに優れる「固定配線用」と曲げやねじりに対して優れた耐久性を備えた「可動配線用」をラインアップ。「標準タイプ」は、15メートル以上の長距離伝送が可能で配線が長くなりがちな液晶検査装置などの大型機器に適している。「細径タイプ」は、「標準タイプ」に比べ約40%細径化、配線スペースが確保しにくい小型機器へも使いやすい仕様となっている。「可動配線用」は、産業用機器に搭載されるマシンビジョンシステムでは被写体に合わせてカメラが移動する機構を備えることが多く、ケーブルに可動耐久性が求められるニーズに対応している。