IoTビジネス共創ラボは、ソフトバンクが取り扱うサービスロボットPepperについて、その技術情報の提供や実証実験の場を提供し、成功事例を商用サービスに昇華していくための「Pepperワーキンググループ」をソフトバンクと共同で開設することを発表した。
Pepperは、2015年6月に家庭用として販売され、店頭での案内や接客等で商用として一部使われてきたサービスロボット。すでに1000社以上の企業が利用し、現在、ビジネスシーンでの利用拡大に向けて力を入れている。マイクロソフトとは3月からMicrosoft Azureに対応し、PepperとMicrosoft Azure、タブレット端末のSurfaceを活用して店舗における未来の商品棚、店舗の開発などを進めている。このほどそれをさらに強化し、ワーキンググループを作りアプリケーションの開発と商用化の早期実現を目指すとしている。第1回目のワーキンググループは8月24日を予定している。
また合わせて、ソフトバンクではPepperのアプリケーション開発などを行うパートナー企業400社のうちから、Microsoft Azureに精通した企業を厳選して、より高度な開発を行うパートナープログラムをスタートさせる。