省配線機器メーカーのエニイワイヤは、省配線システム「AnyWIreASLINK」対応機器の新製品を続々とリリースし、ラインアップ拡充を進めている。
特に、近接センサに力を入れており、シールド型・スパッタ対応型に加え、非シールド型・アンプ中継型・フルステンレスボディ型など幅広い要望に対応した製品を開発。
同センサは、リモートI/O内蔵で伝送ラインに直接接続が可能なため、中継ボックスや配線束の解消が図れる「革診的省配線」となっている。
また、生産現場において、センサヘッドに切粉が付着することにより生じる金属ワークの誤検知を表示器を使用して上位コントローラで監視できるため、予防保全の実現が可能となる。「センサの診える化」で生産現場でのIoT化に貢献する。
また、CC-LInkなど各種産業用ネットワークに対応するマスタユニットも取りそろえており、幅広いユーザーの要望にも応えている。
産業オープンネット展では、豊富なラインアップパネルによる「革診的省配線」と、センシングレベル監視による「センサの診える化」のデモを実施する。