ワゴジャパンは、WAGO-Ⅰ/O-SYSTEM750シリーズPLC(プログラマブルロジックコントローラ)の最上位機種PFC200シリーズに、CC-LInk協会(CLPA)が仕様を公開しているオープンプロトコルSLMPを追加実装したモデルを開発した。
産業オープンネットワーク展2016の同社コーナーで実機を展示する。
同製品は、PLCプログラムに設置したSLMPサーバー通信ファンクションブロックでクライアントと通信する方式。SLMP追加実装モデルの発売時期は未定。SLMPとは、Seamless Message Protocolの略で、CC-LInk IEとEthernet製品をシームレスにつなぐ共通プロトコル。SLMPはシンプルなクライアント・サーバー型プロトコルであるため、各種Ethernet製品とCC-LInk IE対応機器との間でネットワークの階層・境界を意識しないアプリケーション間通信を実現できる。
最近では、さまざまな対応機器が各社からリリースされ始めている。(CLPA公開資料より一部抜粋)。
http://www.wago.co.jp/