音羽電機工業は業界初の遠隔監視可能な同軸ケーブル用SPDを開発、JECA FAIR2016製品コンクールでも奨励賞を受賞するなど、画期的な製品として注目を集めている。
同製品は接点付き同軸ケーブル用SPD(型式:CS-NPJ50-600SP)。接点出力に対応することで、SPDの状態(正常、交換推奨、劣化)が遠隔監視できる。さらに交換推奨時期やSPD劣化時期に内蔵のLEDを点灯させることでSPDの寿命予知の見える化を実現し、設備の無人化、点検・メンテナンスの効率化に寄与する。
さらに、カップリングナットのスパナがけ構造により工具を用い確実な締め付け管理が可能となっている。RoHS規制にも対応しており、設備やシステムに組み込んで欧州への輸出にも対応している。
国土交通省航空保安無線施設など雷害対策施工標準適合品で、JIS C5381-21に対応している。
同社は2016年に設立70周年を迎え、雷害対策セミナーを行うなど積極的に雷害対策の啓蒙を進めている。
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