IDECグループのコーネット(愛知県一宮市、武仲清貴代表取締役社長)は9月20日付で「IDECファクトリーソリューションズ」に社名を変更する。
1972年に創業した同社は、制御技術を核に事業を展開し、2014年にIDECの完全子会社となり、安全製品・安全ノウハウを生かしたシステム提案ビジネスを強化して事業を拡大している。特に16年7月に産業用協働ロボットのレンタル事業を開始するなど、安全に強みを持つロボットシステムインテグレータとしての取り組みを強化している。商号変更により、IDECグループにおける、ものづくりの生産性・安全性向上を提案する企業としての位置づけを明確にする。
また、社名を変更する9月20日には、「協調安全ロボットテクニカルセンター」を開設。ユニバーサルロボット(デンマーク)、ファナックの協働ロボットと、三菱電機の産業用ロボットを使用した安全柵なしのシステムを設置し、順次用途に合わせてシステムデモを設置する計画。