日東工業は、地震対策、セキュリティ強化対策などの各種製品を展示する「プライベートショー2016」を名古屋市中村区のウインクあいちで、8月2、3日の2日間にわたって開いた。同社の顧客ら約1500人が来場した。
首都圏直下地震などの大地震対策として、感震ブレーカや商用電源と非常用電源(蓄電池、発電機など)を自動で切り替える分電盤、東北地方太平洋沖地震の揺れからIT機器を守った「制震ラック・ガルテクト」などが紹介された。
会場は、EMS、電源、PV、FA、防災・防犯、ITの六つのソリューションに分けて展示、アプリを活用したシステム、顧客の細かいニーズに応えたラックなど参考出品も多数披露され、商品化の可能性を示した。
グループ会社の新愛知電機製作所の新製品、南海電設の展開するサービス、大洋電機製作所の盤事業なども紹介され、グループ力の強みをPRした。海外子会社も出展、海外規格に合わせた分・配電盤の取り組みなどを紹介。
さまざまなテーマのセミナーも開かれ、「地震災害を防げ!感震ブレーカーの動向」では、地震時の電気火災の危険性、それを防ぐ同社の感震リレー付きホーム分電盤の特徴などについて解説された。