デジタル(大阪市中央区、ジャンフランソワ・マソー代表取締役)はハンディタイプのプログラマブル表示器GP4000Hシリーズを、22日に発売した。
同製品はハンディタイプのプログラマブル表示器に求められる機能を満たしながら、従来比約10%の軽量化を実現。1000グラム以下の重さで片手持ちでも快適に操作できる。
安全性と操作性を両立させる設計がなされており、非常停止スイッチや、非常停止をかけずに本体を移動可能なキースイッチを搭載するほか、3ポジションオペレーションスイッチ(デッドマンスイッチ)も搭載。オペレーターの手から離れている状態や、漏電などのトラブルでスイッチを握り込んでしまっている場合、反応しないようにできる。
正常な状態(オペレーターが軽く握っている状態)で操作している時だけ機械設備の動作や調整、管理ができるため、意図しない操作を未然に防止する。
さらに、ハンディタイプでも、イーサネットによるネットワーク接続にも対応、現場の生産情報などを管理者用パソコンに共有し、リアルタイムなデータのやりとりが可能。従来機種(GP3000H)との互換性が高く、構成はそのまま、GP4000H本体の置き換えでアップグレードもできる。本体価格は22万3000円~。