シンクライアントコンピューティングおよびサーバーソリューションを展開するAtrust Computer(エートラストコンピューター)は、厳しい動作環境に対応し、工場のIoT化をサポートするインダストリアルシンクライアント製品「t10L」「t10W」「t10」の発売を開始した。
同製品は、他のシンクライアントモデルと異なり、ダイカストアルミニウム筐体(きょうたい)を採用し、厳しい工業用途に対応できるように設計。24時間稼働を考慮した設計で、オペレーション動作温度環境をマイナス20度から55度まで対応している。
「t10L」は、Intel Bay Trailデュアルコア1.58GHzCPU、2GB DDR RAMメモリと4GBフラッシュメモリを搭載し、15秒以内で起動するAtrust OSを採用している。仮想デスクトップ環境でスムーズな接続環境を実現する。
「t10W」は、t10Lと同じCPUに2GB DDR RAMメモリと8GBフラッシュメモリを搭載。OSにWindows Embedded 8 Standardを標準搭載。オプションでWindows10 IoT Enterprise for Thin Clientを選択可能。
価格はオープンで、アスク、アセンテックから順次発売を開始する。