日東工業は、海上輸送利用による地球環境負荷削減を実現したとして「エコシップマーク」の認定、および優良事業者に選ばれた。
同社は、生産・物流拠点のある静岡県の菊川工場から佐賀県の唐津工場へ向けた長距離トラック輸送のうち、一部区間を海上フェリーに切り替えることで、強みである翌日配送システム(ワンデーデリバリー)を維持しながら、陸上輸送と比べて年間42.4%のCO2を削減した。
今回、こういった取り組みが評価され、名門大洋フェリー(大阪市)の推薦を受け、「エコシップマーク」の認定、および優良事業者に選ばれた。
同社は6年前からモーダルシフトを積極的に進めており、CO2排出量の少ない鉄道貨物輸送利用の「エコレールマーク」の認定を受けている。エコシップマークとエコレールマーク両方で認定を受けている企業はまだ少なく、電気・情報通信業界では初めて。
同社ではこれからも、環境や社会に配慮した製品の開発およびさまざまな活動を通して持続可能な社会の実現を目指す考えである。